清原和博氏の長男・正吾、ドラフトで指名漏れ　期待の中、育成枠でも吉報届かず

 

 

 

 

 

プロ野球界のレジェンド、清原和博さんの長男で慶應義塾大学で活躍した清原正吾選手（22）が、10月24日に行われたプロ野球ドラフト会議で指名漏れとなりました。支配下だけでなく、育成枠でもチームから声がかからず、多くの報道陣が集まる中で吉報は届きませんでした。

テレビカメラ9台、報道陣50人が見守るも...
注目の的となった清原正吾選手。会場にはテレビカメラ9台、報道陣50人が集まり、父・和博さんの偉大な実績を引き継ぐ瞬間を期待していました。しかし、ドラフトで彼の名前が呼ばれることはなく、緊張の一日が過ぎ去りました。

清原正吾の異色のキャリア
正吾選手は幼少期に野球を始めましたが、中学時代はバレーボール部、高校時代はアメリカンフットボール部に所属し、異色の経歴を歩んできました。慶大で再び野球に復帰し、今春には一塁手のレギュラーに定着。秋のリーグ戦で初の本塁打を記録し、プロの注目も集めていました。

186センチ、90キロと恵まれた体格を活かし、今春のリーグ戦では打率2割6分9厘、7打点を記録。日本ハムの2軍との試合では、エスコンフィールドの左翼席に一発を放ち、その実力を示しました。

父・清原和博との対照的なドラマ
父・和博さんは1985年のドラフトで6球団から1位指名を受け、西武が交渉権を引き当てたという華々しい経歴を持ちますが、希望していた巨人からの指名は叶わず、涙を流したというエピソードもあります。正吾選手もまた、厳しい現実に直面しましたが、この経験を糧に次なる挑戦に向かうのではないでしょうか。

今後、清原正吾選手がどのような道を歩むのか注目です。